『水のたび』(フリズル先生のマジック・スクールバス)

8月雨が少なく、9月になってどっと降りました。あずきくんに雨が降らないと水道から水が出なくなる、といった話をすると、とても不思議そう。ということで、水の循環がわかる絵本を読んでみました。この本は、担任のフリズル先生と社会見学(?)に出かけた小学生たちが、いつの間にか雲の上から雨粒のなかに入って水の流れを体験するというお話。あずきくんのお気に入りポイントは、浄水場などで水の中をすいすい泳いでいるところのようで、嫌いなところは、最後の方で水道管がせまくなり、子どもたちが「ぴしっ」としているところなんだそうです。

『なくななんぎなたんけんたい』

あずきくんがどんな本が好きか、イマイチよくわかりません。最近は図書館で20冊、子ども図書館で10冊、絵本を借りてきて、「数撃ち当たる」状態で当たりを待ってます。当たった場合、あずきくんは必ずその本を保育園に持って行きます。この本も、保育園に持って行ったのですが、どういうわけか保育園では「読んじゃだめ!」とみんなに見せなかったそうです。先生も残念がっていました。
本の内容は、奇想天外なものに遭遇するドジなたんけんたいのお話で、特にあずきくんはたんけんたいのやられっぷりを面白がっていました。

はんばーぐが好きな訳

あそぼ!おばけのめいろあそび
あずきくんはハンバーガーのことを「はんばーぐ」と言います。ハンバーグのことも「はんばーぐ」と言います。こちらが混同して「よしハンバーグが食べたいのだな」と早合点すると実は「ハンバーガーを外食したい」だったのであずきくんに泣かれる、という誤解もしばしばです。
そして保育園にお迎えに行った帰りに「今晩は何作ろうか、何食べたい?」と聞くとおおかたの返事は「はんばーぐ」(ビブレの中を歩いているときだとたまにお好み焼きを指定)。あずきくんはよほどのハンバーガー好きなのだと思っていましたが、どうも理由は食べ物だけではないようです。

先日、園の部屋の蔵書で「おばけめいろ」なる本(買ったのは「あそぼ!おばけのめいろあそび」)をいたく気に入ったあずきくん。これ、誰もが心をつかまれるそうでこの間も別の子らが取り合いしていましたが、あずきくんは「この本が自分も欲しい」と所有を希望しました。あまりに熱心だったのとその日は「作らなくて良い」日だったのではなから外食前提でビブレに行くつもりでしたから本屋に寄るのも吝かではないとして、買ってあげました、700円。あずきくんは当然ウキウキです。で例のごとく晩ご飯の希望は「はんばーぐ」。1階の「フレッシュネスバーガー」に行きました。あずきくん行きつけです。

すると入店して注文するところから既にあずきくんはいつも以上に落ち着きません。頻りにレジのお姉さんにからみます。注文後も、ハンバーガーが運ばれてきてからも、離席してはカウンターに本を持ってお姉さんに自慢しています。もしかして、こやつ…。
でもシャイなのでお姉さんに「すごいなぁ」「これ解けるの?」と声をかけられても「んっ、うんっ」としか返事できないあずきくん。積極的なんだか奥手なんだかよくわかりません。でもお姉さんに相手してもらえて大変上機嫌なあずきくんでした。こちらはただ恥ずかしいからやめてくださいね。
カメラロール-117

読み聞かせ3冊、2012帰省

何の用意もせず帰省しただいすらに、さよちゃんがまたまたわざわざ絵本を借りてきてくれました。ありがとうございます。もっとも、うち1冊は寝かしつけにはふさわしいか疑問が残りますが。それでも興味もってあずきくんがかぶりついていたので良しとしましょう。
おかげさまで4晩のうち3晩、読み回して遣り過ごす事ができました。(残り1日は読まずに就寝)

ねこのせんちょう ねこのせんちょう』 Madeleine Floyd セーラー出版

あずきくんも実家の猫たちとのスキンシップに慣れてきた頃。自分から頭をなでにいきます。昔の苦い経験をもとに、手を出す向きなどを試行錯誤しているようです。そんなわけで、本中のいろいろな猫のしぐさに興味を示していました。
残念ながら、「こいびと」のくだりと喉をごろごろ鳴らすあたりはいまいちピンときていないようでした。喉のごろごろはまた機会があれば聞く事ができるでしょうね。

ペネロペ こわいゆめを やっつける ペネロペ こわいゆめをやっつける』 Anne Gutman, Georg Hailensleben 岩崎書店

寝るときの「おまじない(きんいろのこなをおはな、おでこ、まぶたにつけてあげるまね)」をあずきくんにもしてあげました。さすがに頬にキスはしませんでしたが。
「あなた」を「あっちゃん」と読み替えると始めは違和感があるようでしたが、「あっちゃんにもこなをつけてあげたでしょ」と言うと落ち着きました。

スーパービジュアル恐竜図鑑 スーパービジュアル 恐竜図鑑』 小林快次(監修 講談社

寝かしつけの際にはさすがに読むところがなく、絵を見せて恐竜の名前を読み上げるくらい。あとはあずきくんの想像におまかせです。
迫力あるイラストの脇には「180cmのヒトと大きさ比較」や「主な食べ物」などがあり、そこも興味を惹かれるところのようでした。
読む立場から言えば、だいずとしてはイグアノドンが出てこなかったのが残念。また首長竜があまり出てきませんでした。

かいじゅうたちのいるところ

かいじゅうたちのいるところいまさら、と思われるかも知れませんが、ただいまあずきくんの夜のお供が最近映画化もされた『かいじゅうたちのいるところ』です。
寝るときには決まって「かいじゅうよんでー」となります。何回も何回もリクエストします。そのうちあんこさんが落ちてしまいます。毎晩の光景です。
あずきくんは「かいじゅう」に夢中のようです。一見恐そうでユーモラスなかいじゅうたちのお話が楽しいのでしょうね。
この調子でいけば「脱鉄オ」「脱トーマス」も夢ではないかも知れません。もしかしたら今度は怪獣、恐竜グッズであふれかえるかもしれません。

〈はじめましてトーマス・シリーズ〉おおきなきかんしゃヘンリーとゴードン [DVD]かいじゅうがらみで、トーマスのお話中よくリクエストされるのが「トンネルのなかのかいぶつ」(英国版第4シーズン第97話)。だいず的にはエドワードが出てこない点であまり興味をそそられませんが、ツッコミどころが他の話以上に満載。あずきくんはヘンリーがかいぶつの正体を確かめるためにトンネルに入るところや、“かいぶつ”に水を引っかけられる所などがお気に入りのようです。しかしながら「でてこいヘンリー」(第1シーズン第3話)も好きですし、単に「ヘンリー受難」の様をおもしろがっているだけかも知れません。
いずれも『[DVD]〈はじめましてトーマス・シリーズ〉おおきなきかんしゃ ヘンリーとゴードン』に収録されています。