『はらぺこあおむし』

はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック)
友達のとこの9ヶ月の男の子がこの絵本が大好きなんだそうです。あずきくんにはまだちょっと難しいかなと思ったのですが、ちゃんと見ててくれました。ボードブックなのでかじられても安心です。(角はすでにふにゃっとなってますが。)

ちっちゃなあおむしくんが、いろんなものをムシャムシャモリモリして大きくなるお話です。
この絵本の面白いところは、あおむしが食べたものに、あおむしが食べてできた穴が実際に空いていて、前のページから後ろのページへと、あおむしが食べ進んで出てくるようになっているところです。なかなか凝った作りです。
図書館とかで読み聞かせをするときは、この穴にあおむし人形をうねうねとくぐらせるそうです。我が家ではそのような小道具はないので、穴のところを「ムシャムシャ~」とほじってます。また、だんだんとあおむしの食欲が旺盛になっていくのをあらわすために、ページの幅が五分の一の大きさから五分のニ、五分の三と大きくなっていくのも面白いです。
最後にちょうちょになるあおむしくん。私が絵本をパタパタさせて「あ、ちょうちょ、飛んで行っちゃった~」と絵本を上や下に動かすと、あずきくんもそれを目で追っかけてくれるので楽しいです。

『バルンくん』

バルンくん (0.1.2.えほん)車のバルンくんが「バルバルバルッ」と出かけていって、他の車たちといっしょに「バルバルーッ」とかっ飛ばすお話です。

今までお話になっている絵本にあまり関心のなかったあずきくんですが、この絵本は「バルバルバルッ」とか「バルバルーッ」など音が多いので、初めて読んだ時から楽しそうにしてました。

だいず追記:
作者がくるま好きなんでしょうね、ミニカーを前にイラストを描いたみたいです。アルファロメオやらチンクエチェントやらミニやら、往年の名車がかわいらしく登場します。読んであげるお父さんもちょっと興味を惹かれる要素があります。

『ぴょーん』

はじめてのぼうけん〈1〉ぴょーん (はじめてのぼうけん (1))かえるがぴょーん、こねこがぴょーん、とジャンプします。このジャンプ、絵本を縦に使って描かれているので、とっても「ぴょーん」感が出ています。
あずきくんに読む時は、絵本を「ぴよよよよーん」と飛び上がらせていました。だいずさんがいる時は、私が読んで、だいずさんがあずきくんを「ぴょーん」とさせていました。この絵本、バカうけするかと思っていたのですが、あずきくんの反応は意外にクールでした。

『ノンタンもぐもぐもぐ』

ノンタン もぐもぐもぐ (赤ちゃん版ノンタン)
ノンタンやうさぎさんがもぐもぐもぐ、何かを食べています。さて、何を食べているんでしょう?この絵本は、最後に歯みがき(うがい?)をしているのが気に入ってます。最近、あずきくんも離乳食後に歯みがきをしているのですが、とても嫌がります。これを読んで、ちょっとは歯みがき好きになってほしいです。

『くーくーねむりんこ』

くーくーねむりんこ
赤ちゃんからの絵本ガイド』(主婦の友社/発行)という本のなかで、「0才前半」向けとして紹介されていることでこの本を知りました。ちなみにこのガイドブック、読み聞かせQ&Aが載っているのがおもしろいなぁと思いました。子どもへの読み聞かせに戸惑う親にはぴったりです。

さて『くーくーねむりんこ』、夜寝る前にはぴったりの、眠たくなる絵本です。(つまらないという意味では決してありません!) サイズは他の赤ちゃん絵本より大きめです。これがもっと小さかったら、ベッドで読んであげるのにとても便利なんですけどね。「くーくーすやすやねむりんこ ねむっているのはだあれかな」のフレーズが、「すやすや」の部分が「ばおばお」だったり「ふわふわ」だったりして繰り返されます。私はあずきくんを寝かしつけるときに、抱っこしながら「くーくーちもちもねむりんこ」だの「くーくーぷちぷちねむりんこ」だの、勝手に作って語りかけています。結構寝てくれます。