絵本に子育てを学ぶ

みらい館では毎日11時と2時半に読み聞かせボランティアさんによる読み聞かせがあります。今日はたまたま2時半にみらい館にいたので、あずきくんと参加しました。いつも参加しているのは赤ちゃん向けの読み聞かせなので、私は久しぶりに物語になった絵本を読んでもらって、ちょっとうれしかったりします。あずきくんにはどうかなぁと思ったのですが、反応は「なんとなく見ているような見ていないような」でした。

最後に『たまごねえちゃん』のビックブックを読んでくれました。『たまごにいちゃん』は知っていたのですが、女の子版もあったのですね。ちょっと長くなりますが、ストーリーはこんなです。たまごねえちゃんはいつまでもたまごの殻をやぶらない甘えたさんのひよこちゃん。お父さんはたまごねえちゃんがとってもかわいくって、たまごねえちゃんのわがままに言われるがままです。ある日、たまごねえちゃんはお父さんに高い木の上になっている実が欲しいと駄々をこねます。お父さんはあんまりにたまごねえちゃんが言うので登り始めますが、ずてっ、落ちて怪我をしていします。お父さんはたまごねえちゃんをがっかりさせてしまったとすっかりしょぼん。どうにか家に帰りますが、お父さんは足が痛くて動けません。足をさするお父さんに「わたしもさするわ」というたまごねえちゃん。けど、たまごねえちゃんは殻をかぶっているので手(羽?)がありません。けどお父さんによくなってもらいたいたまごねえちゃんは、ついにバリッと殻をやぶります。たまごねえちゃんが一生懸命さすってあげたので、お父さんの足はすっかりよくなり、また二人は元気に遊びに出かけたのでした。ちゃんちゃん。

これを読んでもらって、このお父さんの甘やかしかげんがだいずさんみたいと思ってしまいました。けど、ベタベタに甘やかしてても子どもはちゃんと育ってくれるんですね。安心しました。って、『たまごねえちゃん』理論が子育てに通用するんでしょうか。

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