遠方からいらした方々もいらっしゃるため、一泊する宿にみなさん移動されましたが、あずきくんはもうちょっとゆっくりして、オーパやあんこさんと田んぼにちっちゃいカエルを見に行ったりしました。
平城宮跡のすぐ脇にあるお宿で、さきほど一堂に会した親戚が再びまみえて一緒にご飯を食べました。「えび」などは好んで食べていましたが、大半を残して途中でおねんね。お昼寝をしてなかったとはいえ、最近少食・偏食なところがどうにも気になります。
この週末、あずきくんのひいおじいちゃん(あんこさん方)の50回忌法事に参加するため奈良に向かいました。オーパ・オーマやいとこのみゆちゃんだけでなく、普段なかなかお会いできないおじちゃんおばちゃんたちにも会えました!
その前となると「この記事」の時になるでしょうか。
(盗み撮りのように上の写真を撮ったため、ブレブレで全員写っているかなど気をつけませんでした。いつもチェックしてくださっているという東京のおばさんたちが写真に収まってませんでした!ごめんなさい)
豈図らんや、はじめはおとなしくしていたあずきくんも、途中から落ち着きを無くしてきたので途中で外に連れ出しました。そのまま池にマメさん(亀)を見に行ったり、コンビニまで“みんみじゅー(オレンジジュースだったり、ジュース総称だったり)”を買いに行こうとして意外に遠く危うく親子とも熱射病にかかりそうになったり…。
堺のおばさんからはこんなすてきなプレゼントも。アンパンマングッズ。あずきくんのハートをわしづかみです。
先のエントリーであんこさんがあずきくんの病気について報告してくれていますが、その間あずきくんは高熱にうなされて病床で悪夢を見ていたのでしょうか?
…いいえ!違います。
こどもとはこういうものでしょうか、熱はあるのに本人の振る舞いはいたって元気。一日家にとどまることなど不可能です。
だいずが看病した2日のうち1日目は、あずきくんがひたすら「ばしゅばしゅ」とバスに乗りたがったので、家の近くのバス停から北大路まで行き、さらに「でんちゃ」と騒ぐので地下鉄に乗ってだいずの職場まで往復してきました。
2日目は「しゅっしゅっぽっぽ」に乗るといってききません。この時点での「ぽっぽ」とは京都市動物園の小さな機関車を指します。熱もその時点でさほど高くないし本人はとんではねてだし、ということで動物園に連れて行くと、あろうことかその日は点検による休業。「お休みだって」「おねんねするんだって」とどんなに言ってもあずきくんは事情をはかれないのでいたすら「のせろー」ともがきます。水浴びする象さんを見たりしてそれなりに楽しんでもいましたが主目的は忘れません。
困った揚げ句閃いたのが、「梅小路蒸気機関車館」でした!いままでなぜ気がつかなかったのでしょう。
時間もちょうど「スチーム号(本物の蒸気機関車に乗ることができます)」の乗車時間。ボォー!という大きな汽笛も聞いてあずきくんもびっくりしたり興奮したりしてました。
そして、梅小路の代名詞「扇形車庫」に並ぶ機関車たちをみてあずきくん、ニューワードを覚えました。
大きく手を回して「じぇーんぶ!」(全部汽車だね−!)
車庫内の鉄道模型ジオラマがひょっとしたら一番気をひいてたかもしれませんが。
ともかくあずきくんにとってはパラダイスだったことでしょう。
(だいずももちろん少なからずテンションが上がりました)
お薬の袋の上にお土産(ねだられました)の機関車模型を走らせて楽しむあずきくん
病気のこどもを連れ回して、いっそう悪化してしまったら監督責任を問われそうですが、幸いあずきくんも回復し、より元気になっています。