『くっついた』

くっついた

先日友達から出産祝いにいただいた本です。色使いがきれいで、とても気に入っています。前のページでは離れているきんぎょやあひるさんが、次のページで「くっついた」となります。その繰り返しのシンプルな絵本なのですが、最後が「おおっ」と思わせます。お母さんとわたし(男の子)がくっついた。それはよくある展開なのですが、次に「おとうさんもくっついた」となって終わります。おとうさんとおかあさんにくっつかれて、男の子はとてもうれしそうです。どうしても絵本って母親を重要視する傾向がありますよね。けど、子どもにとっては父親も大切ですよね。うちはだいずさんが積極的に子育て参加してくれているので、この最後の「おとうさんもくっついた」は、母としても、妻としてもうれしい終わり方です。

あずきくんは「くっついた」のところで「へへっ」と笑っていました。そして味見しようと手を伸ばしていました。

まだまだ出産祝

大学時代の友達があずきくんに会いに来てくれました。そして、もうすぐ7ヶ月なのですが、出産祝いをいただきました。うう、ありがとうね!黒ヒョウがかわゆいパーカーと絵本です。絵本は彼女が勤める図書館の、児童担当の方が選んでくださったそうです。もらってすぐ、さーっと読み聞かせてみましたが、あずきくん、じーっと見ていました。詳細はまた後日。

『にんじん』

にんじん (いやだいやだの絵本 1)先日離乳食でにんじんを食べさせてみました。その前に『にんじん(いやだいやだの絵本 1)』(せなけいこ・さくえ)を読んであげました。なんとなく、食べる前に読むとにんじんへの期待感が高まるかなーと思って。

「にんじんのすきなこだあれ」との問いかけに、うまさん、きりんさんなど、いろんな動物が出てきてにんじんをぱくり。みんな「ああおいしい」と言います。この「ああおいしい」、わたし的にはおいしそうに読むのはもちろんなのですが、読んだ後においしさを想像してもらう間を取ることにしています。といっても、まだあずきくんには無理なので、「おいしそうやね」と話しかけるだけですが。。『にんじん』はおかあさんの「にんじんすきなうさぎさんみたいな げんきなこだあれ」との問いかけで終わっています。我が家では「はーい!あずきくんでーす! あずきくんも にんじんたべるの ああおいしい」と元気よく答えることにしています。

『ぷちぷち』

ぷちぷち (ことばであそぼ)

あずきくんはエンドウ豆のおもちゃが大好きです。特に豆の部分が。文庫に行ったときにまーるい緑の絵が目にとまりました。それが『ぷちぷち(ことばであそぼ)』(ひろかわさえこ・さく)。エンドウ豆から「ぷちぷち ぽーん」と飛び出した1粒の豆のお話です。文は「たんたん とん ととんと とん」といったリズムの良い音でなっていて、読んでいて楽しい気分になれます。あずきくんも、一読目から笑ってました。「ぽーん」とか「すぽ」とかをちょっと大げさに読んであげると、よく笑ってくれます。それと「べろべろ ばー」では絶対に笑います。

ちなみに、この本のシリーズで『ことばであそぼ〈1〉くりくり』と『ことばであそぼ〈2〉ちもちも』もあります。『くりくり』は「あわてまくりの なきじゃくり」といったかんじの文章になっていて、ことばあそび的です。リズム良く読むには、親がまず読む練習をしないといけないかも。『ちもちも』は「あらあら ぐうぐう おやおや ぺこぺこ」と、同じ言葉の繰り返しです。青虫のお話で、なんだか春の日差しを感じて暖かい気持ちになれる絵本です。

『もうわらった』

もうわらった
みらい館で子育て講座「絵本で育つ子どもの心とことば」がありました。講師は安岡加代子さん。とても良いお話でした。これからもっともっとあずきくんと向かいあって、楽しんで子育てをしようという気になりました。
最後に、安岡さんが作った絵本『もうわらった』(教育画劇)を読んでもらいました。泣いているねこちゃんやうさぎちゃんを「よしよしよし」となでてあげると(実際に子どもと一緒に絵をなでなでしてあげる)、泣いていたねこちゃんたちが次のページで「もうわらった」となります。なんとも安岡さんの読み方が素敵でした。一冊購入し、家であずきくんと読みました。あずきくんは「もうわらった」のところでにやっとしてました。