8月雨が少なく、9月になってどっと降りました。あずきくんに雨が降らないと水道から水が出なくなる、といった話をすると、とても不思議そう。ということで、水の循環がわかる絵本を読んでみました。この本は、担任のフリズル先生と社会見学(?)に出かけた小学生たちが、いつの間にか雲の上から雨粒のなかに入って水の流れを体験するというお話。あずきくんのお気に入りポイントは、浄水場などで水の中をすいすい泳いでいるところのようで、嫌いなところは、最後の方で水道管がせまくなり、子どもたちが「ぴしっ」としているところなんだそうです。
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『なくななんぎなたんけんたい』
あずきくんがどんな本が好きか、イマイチよくわかりません。最近は図書館で20冊、子ども図書館で10冊、絵本を借りてきて、「数撃ち当たる」状態で当たりを待ってます。当たった場合、あずきくんは必ずその本を保育園に持って行きます。この本も、保育園に持って行ったのですが、どういうわけか保育園では「読んじゃだめ!」とみんなに見せなかったそうです。先生も残念がっていました。
本の内容は、奇想天外なものに遭遇するドジなたんけんたいのお話で、特にあずきくんはたんけんたいのやられっぷりを面白がっていました。
『もっとおおきなたいほうを』
現在、何度も何度も読まされています。お話は、王様とキツネとが相手に負けないような大砲を用意していく、というものです。あずきくんは競争しているところはケタケタ笑って読んでいて、最後に王様が「もうたいほうを打ちたいとは思わなくなりました」で「王様、えらいねぇ」と言います。(ちなみにあずきくんは最近「えらいね」とか「だめだね」とか、物事の善し悪し(?)をつけたがります。) あずきくん、お気に入りのこの本を保育園のみんなにも読んでもらいたいと思って保育園に持って行ったのですが、、、あんまりうけなかったそうです。
『おっと合点承知之助』
あずきくんはNHK教育の「にほんごであそぼ」などを見てもさっぱり面白くないみたいですが、この本は同じコンセプトのはずなのにものすごく楽しんで読んでいます。どうやら決め手はストーリーの「忍者」にあるようで、この本では、おじいちゃんと孫たちが忍者ごっこをしていて、そのなかでさまざまな昔からある日本語の言い回し(たとえば「おっと合点承知之助」とか「あたりき車力のコンコンチキ」とか)が使われています。あずきくんが一番初めに興味をしめしたのは「かくれみの」とか「めくらまし」とかの忍法の方でしたが、次第に「おはようごんざえもん」と言い出しています。
『さつまのおいも』
たまにあずきくんが「わたしたちのまけでごわす~」と薩摩弁(?)で話し始めます。それはこの本の影響。けどよくよく聞くと「ごわす」が「ごます」になっていて、なに弁なのかわかりません。
この本は、さつまいもたちがおいも掘りに来た子どもたちと綱引きをするため、トレーニングをして備えているけれど「まけでごわす~」と取られてしまう。食べた子どもたちは次々におならをプップー。そこでさつまいもが「わたしたちのかちでごわす~」と笑う、というお話。「おなら」がうれしい年頃なので、この本はツボのようです。