母のお供で疏水の勉強

あんこの職場に労働組合女性部というものがあって、そのイベントで琵琶湖疏水の歴史ウォークがあり、あずきくんと一緒に参加してきました。

女性部というと、パワフルなおばさまがたくさんいるので、あずきくん、うまくやっていけるかしらーと心配していたのですが、今回私を誘ってくださった同じ職場のおねーさん(この方はおねーさん)が、いろいろとあずきくんに声かけしてくださったおかげで、割とすぐになじんでくれました。コースは疏水記念館~インクライン~南禅寺水路閣~国際交流会館というもので、この日はすごーく暑かったこともあり、親でも結構疲れたのですが、あずきくんは元気元気でインクラインの線路を駆け上がり、水路閣の水路の横を疾走(←あぶなかった)していました。
南禅寺の三門でぱしゃり。

最近はやりのダブルピース。きっといとこのみゆちゃんの真似です。

そして、お寺にはよくあるすべり台を発見。あんこも昔すべった記憶があります。

帰り、地下鉄がアンパンマン電車でした。ラッキー。

駒ヶ根前哨戦

ケーブルカーに乗って
話が前後してしまいますが、先日の駒ヶ根旅行の前にもあずきくんはロープウェーに乗っていました。場所は比叡山です。だいずが帰国した週のお休みのこと。帰ってきても駒ヶ根に至るまでの期間、「個人的な休息日」は存在しませんでした。いえ、なんでもありませんよ…。

車窓をじっと見る
いつものように「でんしゃに乗りたい」というあずきくんを連れ、叡山電車の二軒茶屋駅へ。いつもならそのまま出町柳駅まで出るところ、途中宝ケ池駅で「叡山本線」に乗り換えます。

八瀬比叡山口駅のデオ700
終点の八瀬比叡山口駅から高野川に出ると、河原でバーベキューを楽しむ人でいっぱいでした。それを脇目に今度はケーブルカーに乗り換えです。

対向するケーブルカー
階段状になった変わったでんしゃにあずきくんも興味津々。駒ヶ根の際はロープウェーも「けーぶるかー」にまとめて呼んでました。

叡山ロープウェイ
こちらが「叡山ロープウェイ」。もちろん駒ヶ岳のものとはスケールが違いますが、これもあずきくんが初めて乗車するのりものでした(たぶん)。

比叡山山頂でひと休み
比叡山のてっぺんまで到達したら「はいきんぐしたい」と宣うので、約500m先の「つつじヶ丘」まで歩いていくことにしましたが、いいだしっぺの割にすぐ「だっこー」と強要する始末。往きこそなんとか歩いてもらい、おかしやジュースで休憩を満喫してもらいましたが、復りは歩みものろくなってきたのでおんぶを許してしまったが最後、子泣き爺のごとく背中から張り付いて離れません。後悔するに時既に遅しです。

電車に乗って帰る時には疲れたのかうとうとしだし、バス待ちの際にはついに本格熟睡。家までの行程が苦行となりました。本当に疲れたのはいったいどちらでしょう?

駒ヶ根

千畳敷カールにて
久しぶりのブログです。この間あずきくんは元気いっぱいでしたが、だいずさんはヨーロッパ旅行で不在。あんこは一日一日をこなすことで精一杯でブログまで手が回りませんでした。だいずさんが帰ってきて1週間が経過したころからあんこの体力も回復。この土日はオーパ・オーマの招待(ありがとう!)で、兄の家族と一緒に駒ヶ根に行ってきました。
こまくさ橋 駒ヶ岳ロープウェー
初日は雨に降られましたが、二日目は晴れました。二日目にロープウェイで山に登りました。お花畑を期待していたのですが、山には雪が残っていて、咲いている花もほんの少しでした。山ではあずきくんもがんばって歩いていました。

帰りはじぃじばぁばのおうちにお邪魔し、仕事帰りで疲れているさよちゃんを捕まえて遊んでもらい、大満足のあずきくんでした。
今回、駒ヶ根までの行き帰り、ロープウェイ乗り場までのバス移動など、車の中で過ごすことが多かったのですが、「降りた~い」と言うことなく、結構平気なことを発見しました。今後は帰省も車でできるようになるかもしれません。
駒ヶ池 ふたりでブランコ

おまけ

みゆちゃん一家 平均台?
カモシカ親子

ポコポッテイト小劇場

↑こういうタイトルを付けておけば、購読数も増えるかな、と邪な考え。
 尤も、PVアップには一切興味がありませんが。

IMG_2364.JPG
あんこさんが応募し、当選した「ポコポッテイト小劇場」も当日はお仕事、だいずとあずきくんで行ってきてと言われました。

お昼ごはんをたべたあと、いつもの「叡電経由・京阪特急・近鉄戻り」コースで九条に向かいました。
二軒茶屋駅 ダブルデッカーはまだかな?
二軒茶屋から出町柳に出て、そこから京阪特急に。あずきくんとしては8000系のダブルデッカー車に乗りたかったみたいですが、やってきたのは3000系(あおいでんしゃ)。ちょっとがっかりしてました。
京阪8000系先頭 中書島駅
一旦中書島まで出た後、折り返して8000系(きいろでんしゃ)待ち。一本3000系を過ごしたあとで来たのは8000系8030番台(昔の型)でした。だいず的には「ラッキー」でしたが、あずきくんは「ぴかぴか」でなく且つダブルデッカー車でも階段を上らなかったのでいまいち。しかも中書島から丹波橋まで僅か3分程度。こればかりはオトナの事情優先です。

ちょっぴりおつかれ
近鉄に乗り換えたところで既にちょっとおつかれ。「乗りたいのりたい」と言うわりには、乗っている最中はちっとも楽しそうではありません。

ポコポッテイト小劇場
京都テルサでおこなわれたNHKのイベント「ポコポッテイト小劇場」の番組、『おかあさんといっしょ』自体はあずきくんも見ているものの、熱心な方ではないため、ノリが悪いかな?と思っていました。案の定、入場前はごったがえす親子連れに辟易して「かえるー」と言い出したりしていましたが、いざ入場すると「ララパ」のバルーンスティック?を買い求めたり、舞台で踊るキャラクターたちにあわせて自分も踊り出したりとけっこう楽しんでしました(開演中は撮影不可だったのでそこのお写真はありません。)。けっこう番組を見ているもんだな、とも感心。(もちろん集中力続かずだれた場面もあり)
なによりこの上のような写真、もう少し前までは「そこに立って」と言っても、すぐ寄ってきてしまい撮影に困難を伴いました(手で押し返しつつだったり、ダッシュで後ずさりしてシャッターを押したり)。が今回ははにかみつつもちゃんと立っていてくれました。

あ、あと、エスカレーターで初めて?自分でジャンプして降りられました。といってもフラットな「動く歩道」状態のところで、ですが(出町柳)。普通のところはまだまだだっこ強要です。

金環日蝕 May.2012

今回はあずきくんの記録、からは脱線してしまいます。本来は自身のBlogに投稿すべきところ、もうしわけありません。あずきくんの写真もございません。あらかじめご容赦ください。

2012年5月21日の朝、日本各地で金環日食が観測できました。
リンク:国立天文台 金環日食特集ページ
事前に日食レンズフィルターも買い求め、日食サングラスは2年前の皆既日食で使用しなかったものをひっぱりだし、万全の態勢をとりました。ところがしばらく油断していると、ある日自分の住む「京都でも北大路以北」のエリアでは「金環」にならない(部分日食止まり)可能性があるという事実に気がつきました。
週間天気からにらめっこしていても、21日朝は微妙な天気予報。果たして当日は晴れるのか、どこなら観測できるのか、といったことに逡巡しつつ、旅行前でお金がない、当日昼から出勤、などの条件も勘案し、最後は気象予報士の資格を持つプロ(弟)にメールでご宣託を立て(つまりは他人頼み)、前日夜に実家である愛知に帰省することに決めました。
すると、何を思ったかあんこさんが「あずきくんも連れて行ったら?」との爆弾発言。それを横で聞いていたあずきくんもとうぜん「行きたいいきたい!」となります。とんだ“ハンデ”を持たされてしまいました。

いざ、愛知へ
新幹線をたのしみにしていたあずきくんも、車窓からは何も見えず、すぐに退屈さんになってしまいました。名鉄に乗り換えてもいっしょで、いつもは既に寝ている時間とくれば…、途中の乗換駅直前でこくんとなってしまい、それからは重たいカメラ機材を背負いつつ、あずきくんをだっこして10分近く電車に揺られるハメに。時間にすれば僅かでしたが大粒の汗とともに疲労がどっと出てきてしまいました。最寄り駅まで迎えに来てくれた親父とお袋には感謝です。あずきくんはそのままふとんに入り、わたしも程なく眠ることにしました。

という前置きはともかく。
当日朝、みごとな晴れっぷり。おみごとヘンリーさん(弟)!あずきくんは寝ています。起きたら撮影場所まで来るなり、日食サングラスで庭から見せてあげて、と言い残して近所の見晴らしの良い場所まで出かけました。

既に欠けはじめてます 6:35 日蝕 7:00過ぎ
セッティングが終わる頃にはすでに太陽は欠け始めています。
左が6:35ごろ、右は7:06ごろに撮影したものです。太陽表面の黒点も捉えています。

ちなみに機材は、
カメラ:OLYMPUS E-M5+リモコン
三脚:Velbon ULTRA LUXi L
レンズ:Panasonic LEICA D Vario Elmar 14-150 f/3.5-5.6 ASPH.
とここまではいつもの機材(というより他にない)に加え、
フィルター:MARUMI DHG ND-100000 77mm+ステップアップリング
という感じ。

カメラのセッティングは、
モード:マニュアル
AF方式:MF
ISO:200
ホワイトバランス:晴天
測光:スポット
デジタルテレコン:ON
絞り:開放(テレ端 f/5.6)
で、あとは刻々と変化する状況に応じてシャッタースピードなどを調整しました。
リアルタイムにTwitterやFacebookにも投稿したかったので、SDカードをEye-FiにしてiPhoneと連携させつつ、Instagramから投稿という手段を用いています。


ところが、あれだけ晴れていた空も、7:15くらいから俄に雲が出始め、金環開始の7:29ちょっと前からみごとに雲の中にお隠れあそばす事態に。一番おいしいところを雲にもってかれたー!とTwitterなどで叫んでおりました。シャッタースピードを遅くしたりと苦労させられましたが、現像してみたら逆におもしろい効果が得られたのかも。

金環日蝕
7:31ごろの金環日蝕の模様。現像に際し、露光プラス補正したりホワイトバランスをいじったり、トリミングもしたりといろいろ変えています。おかげで雲のおもしろい模様が浮かび上がりました。

金環日蝕
金環の終わり、7:33ごろです。金環のはじめから終わりまで結局ずっと雲の中。


7:40くらいになる頃には、気がつけば雲は跡形もなく。ただの邪魔しいというとんでもない雲野郎でした。


などというエピソードもありつつ。ケンさんのことは正直あまり存じ上げませんが、先日実家の近所の人たちがこぞって京都に観光に来た際、呼び出し食らって御所にてお袋らと合流したところで写真を撮ってくださった方。暫く喋っていてもそのことにお互い気づかず、「あれ、京都に行った時の…?」と時間が経って気がつくしまつ。日食サングラスを持って観測していました。

家に戻ると、あずきくんは起きていましたが、Facebookへの投稿から引用すると、

でした。コメントでも「息子長じてより『オレ、ガキの頃金環日蝕見たことあるんだよね』と言ったら一発殴ってこのお話を聞かせます。」と宣言しました。みなさんもしっかり憶えておきましょう。

ともかく、わたくしは「金環日蝕の撮影」という目的を果たし、おふくろらは「あずきくんに会えた」と喜んでくれ、あずきくんは「つかれたけどマリオカートで遊んで新幹線に乗ることができた」とそれぞれ得るものがあったと言うことで、結果良しといたしましょうか。みなさま、お騒がせをいたしました。