『ノンタンもぐもぐもぐ』

ノンタン もぐもぐもぐ (赤ちゃん版ノンタン)
ノンタンやうさぎさんがもぐもぐもぐ、何かを食べています。さて、何を食べているんでしょう?この絵本は、最後に歯みがき(うがい?)をしているのが気に入ってます。最近、あずきくんも離乳食後に歯みがきをしているのですが、とても嫌がります。これを読んで、ちょっとは歯みがき好きになってほしいです。

『くーくーねむりんこ』

くーくーねむりんこ
赤ちゃんからの絵本ガイド』(主婦の友社/発行)という本のなかで、「0才前半」向けとして紹介されていることでこの本を知りました。ちなみにこのガイドブック、読み聞かせQ&Aが載っているのがおもしろいなぁと思いました。子どもへの読み聞かせに戸惑う親にはぴったりです。

さて『くーくーねむりんこ』、夜寝る前にはぴったりの、眠たくなる絵本です。(つまらないという意味では決してありません!) サイズは他の赤ちゃん絵本より大きめです。これがもっと小さかったら、ベッドで読んであげるのにとても便利なんですけどね。「くーくーすやすやねむりんこ ねむっているのはだあれかな」のフレーズが、「すやすや」の部分が「ばおばお」だったり「ふわふわ」だったりして繰り返されます。私はあずきくんを寝かしつけるときに、抱っこしながら「くーくーちもちもねむりんこ」だの「くーくーぷちぷちねむりんこ」だの、勝手に作って語りかけています。結構寝てくれます。

『くっついた』

くっついた

先日友達から出産祝いにいただいた本です。色使いがきれいで、とても気に入っています。前のページでは離れているきんぎょやあひるさんが、次のページで「くっついた」となります。その繰り返しのシンプルな絵本なのですが、最後が「おおっ」と思わせます。お母さんとわたし(男の子)がくっついた。それはよくある展開なのですが、次に「おとうさんもくっついた」となって終わります。おとうさんとおかあさんにくっつかれて、男の子はとてもうれしそうです。どうしても絵本って母親を重要視する傾向がありますよね。けど、子どもにとっては父親も大切ですよね。うちはだいずさんが積極的に子育て参加してくれているので、この最後の「おとうさんもくっついた」は、母としても、妻としてもうれしい終わり方です。

あずきくんは「くっついた」のところで「へへっ」と笑っていました。そして味見しようと手を伸ばしていました。

『にんじん』

にんじん (いやだいやだの絵本 1)先日離乳食でにんじんを食べさせてみました。その前に『にんじん(いやだいやだの絵本 1)』(せなけいこ・さくえ)を読んであげました。なんとなく、食べる前に読むとにんじんへの期待感が高まるかなーと思って。

「にんじんのすきなこだあれ」との問いかけに、うまさん、きりんさんなど、いろんな動物が出てきてにんじんをぱくり。みんな「ああおいしい」と言います。この「ああおいしい」、わたし的にはおいしそうに読むのはもちろんなのですが、読んだ後においしさを想像してもらう間を取ることにしています。といっても、まだあずきくんには無理なので、「おいしそうやね」と話しかけるだけですが。。『にんじん』はおかあさんの「にんじんすきなうさぎさんみたいな げんきなこだあれ」との問いかけで終わっています。我が家では「はーい!あずきくんでーす! あずきくんも にんじんたべるの ああおいしい」と元気よく答えることにしています。

『ぷちぷち』

ぷちぷち (ことばであそぼ)

あずきくんはエンドウ豆のおもちゃが大好きです。特に豆の部分が。文庫に行ったときにまーるい緑の絵が目にとまりました。それが『ぷちぷち(ことばであそぼ)』(ひろかわさえこ・さく)。エンドウ豆から「ぷちぷち ぽーん」と飛び出した1粒の豆のお話です。文は「たんたん とん ととんと とん」といったリズムの良い音でなっていて、読んでいて楽しい気分になれます。あずきくんも、一読目から笑ってました。「ぽーん」とか「すぽ」とかをちょっと大げさに読んであげると、よく笑ってくれます。それと「べろべろ ばー」では絶対に笑います。

ちなみに、この本のシリーズで『ことばであそぼ〈1〉くりくり』と『ことばであそぼ〈2〉ちもちも』もあります。『くりくり』は「あわてまくりの なきじゃくり」といったかんじの文章になっていて、ことばあそび的です。リズム良く読むには、親がまず読む練習をしないといけないかも。『ちもちも』は「あらあら ぐうぐう おやおや ぺこぺこ」と、同じ言葉の繰り返しです。青虫のお話で、なんだか春の日差しを感じて暖かい気持ちになれる絵本です。