NHKFM『きまくら』
番組ホームページ「気ままにクラシック」
毎週日曜:19:20-21:00
しかしまぁ、なんですな。
クラシック音楽番組の脱力系とでもいいますか。
肩肘全くはらず聴ける、というのはスゴく貴重なんですけれども。
「どこ似て」なぞは某局番組内『○ラミミ』コーナーの高尚版?とでもいいますか。
それでも目くじらがたたずに済むのは、
・“きこえる!”という曲がどこかほのぼの
・もと曲が聴いてもさっぱり分からんし知らん
・判定がなぜか野球の打席になっている
点が大きいでしょう。まぁ端からどうでもいいことです。
これが聴いている限り唯一のレギュラーコーナーだとしても。
あとはひたすらハガキ紹介や曲紹介、そして二人のパーソナリティーによるトークで1時間半強がつぶされてゆくのだから、スゴいとしか表現できない。
今日(日付またいでしまいましたが)は“まだ早い”バレンタイン特集。
やたらトークから曲紹介から、愛だの恋だの、昔の作曲家のエピソードも交えつつ、その色で通していながら、なぜか笑い(失笑も含む)がつきない。クラシック音楽番組なのに。テーマがテーマなのに。NHKFMなのに。
つい昔のNHKFM『中島みゆきのミュージックスクエア』がデジャブのように思い起こされる…。
そして番組終了と同時にテレビをつけて「N響アワー」(教育)なぞを見ると、
“あぁクラシックはやはりこうして鑑賞するものか”と現実にひきもどされるのです。