2022 Summer. appendix■9/3〜4 18きっぷ旅

東岸和田駅9:43発−<紀州路快速>→大阪駅10:28着/10:30発−<新快速>→姫路駅11:33着/12:05発→相生駅12:24着/12:26発→岡山駅13:37着/13:40発→倉敷駅13:57着

青春18きっぷ使用 2410円(1日分相当)
御座候2個@姫路駅 190円

東岸和田を出て向かうは自宅…ではなく、倉敷です。放蕩グセがやみません。なぜ一路西へ向かうのか…?
以前から車内広告やメディアで目にする、岡山のとある山中で走るボンネットバス。その街並みも雰囲気十分で素晴らしく、一度行ってみたいと思っていたところでした。結果として18きっぷも2日分残ったため往復で使えるじゃないかと意を決したものです。

■ 日本遺産「『ジャパンレッド』発祥の地」吹屋ふるさと村 −高梁市観光ガイド
■ 高梁市吹屋観光協会(吹屋ふるさと村)

東岸和田から日帰りで訪問、というわけにはいかないし、備中高梁駅近くのホテルなども愛用Booking.comではあがってこないため最寄りの倉敷をベースとすることにしました。

土曜ということもあり姫路や相生での乗り換えは結構混雑し、座席確保も大変でした。倉敷に到着する頃には疲れも見え始めたため、今日1日は大人しく休養に充てようと考えました。美観地区や大原美術館なども何度か訪れたことがあるので改めて観光まではいいや、というのも本音です。

倉敷駅13:58発→備中高梁駅14:34着/14:52発→倉敷駅15:35着

倉敷に着いてもホテルチェックイン時刻にはまだしばし待たねばならぬため、ちょうど折りよく備中高梁行きが発車間際だったこともあり、事前下見として備中高梁駅まで足を延ばしてみました。こういう時には青春18きっぷのありがたみが増しますね。

実は吹屋地区観光促進の実証実験として、岡山桃太郎空港〜備中高梁駅〜吹屋地区を直行運行する無料バスが走っており、その発着所の確認もしたかったのでした(駅で入手したチラシでバス予約サイトの存在を知り訪問してみれば、2日前までで予約終了だとか!焦りました。予約なしでも座席に余裕あれば乗車可能とはあっても実際満席で乗れなければ1時間待って路線バスで向かわねばならなくなります。)。高梁市には小堀遠州などともつながる備中松山城もあるので一度時間を作ってまた訪れたいところですが、今回は吹屋観光に集中。

ホテルにチェックイン後はまったりと

グリーンリッチホテル倉敷駅前 シングルルーム禁煙 5613円
ローソン倉敷阿知2丁目店 1423円
みそかつ梅の木 1100円
セブン-イレブン倉敷駅前店 756円

備中高梁から戻ってチェックインした後は、早風呂として大浴場に浸かり、小腹がすいたのでカップ麺やお菓子を買い、晩ご飯の時間になれば近くのとんかつ屋さんで晩ご飯。ここ以前から気になってたんですがついスルーしてしまってたんですよね。カツもおいしいし、何より赤出汁のお味噌汁も味わえて満足でした。

倉敷駅9:16発−<特急やくも5号>→備中高梁駅9:41着/10:00発−<備北バス実証実験直行バス>→千枚駐車場10:45着

乗車券(倉敷→備中高梁) 590円
特急やくも指定券 500円

翌9/4になり、吹屋観光に出発です。まずは倉敷から備中高梁まで特急やくもに乗車。10時に来るバスに合わせようとするとちょうど良い鈍行がなく、今回はあえて特急で移動することにしました。当然この倉敷→備中高梁間の運賃は18きっぷは使えません。

備中高梁に着いて所定の場所で待つこと約20分、同じく情報を知った人たちが集まってきました。到着したバスはさも立派な大型バス。エアコンもリクライニングシートも完備です。こんなのに無料で乗せてもらえるなんて贅沢です。このバスは桃太郎空港を出発してこちらに向かったはずですが、乗客は一人もいらっしゃらず。事前に予約していた方、予約なしの方(僕含め)が半々くらいの6名を乗せて吹矢に向かいます。道中は車内のモニターで備中松山城をはじめとした高梁の魅力を紹介する周到ぶりも。そんなのを見せられたらまた来たくなりますよ。途中けっこうな山道を抜けて吹屋集落に約1時間で到着。快適でした。実証実験の結果如何では「効果がなかった」として次年度以降の運行がなくなるかもしれないとのこと。ぜひみなさんも利用してみてください。復路(13:30発)もよろしくお願いします。

吹屋街並み観光

旧片山家住宅、郷土館入館料 500円
だんごセット@cafe松栄館 700円
旧吹屋小学校 入館料 500円
おみやげ購入@べんがら屋 5676円

吹屋集落は産出される銅とべんがらで繁栄した地域です。山あいで時が止まったかのようにひっそりと江戸から明治の雰囲気を残しています。街並みや建築物を外から中からじっくり堪能できるようになっています。また旧吹屋小学校では古い学校の様子も伺うことができ撮影素材としても大変魅力あるところです。べんがら染体験などのアクティビティもあるそうなので、興味があればチャレンジしてみるのも良いでしょう。

僕がこの吹屋あるいはボンネットバスの存在を知ったのはつい最近、JR電車内のモニター広告などで見かけたのがきっかけ。でも街並みはもとより、ボンネットバスも2011年から運行していたんですね。その前年には塗装の色こそ違え、集落を縫って走る様子を紹介したサイトも見つけました。昭和42年製ということで僕より先輩になりますが、大事にされながら元気に走ってるものですね。2022年9月時点での運行予定は以下の通り。

2022年7月~9月 毎週日曜 レトロボンネットバス 運行! 
レトロ可愛いボンネットバス体験してみませんか?
・乗車無料(先着順) 
※SNSにハッシュタグをつけて投稿、またはアンケートに協力していただける方
・出発場所 千枚駐車場
・出発時間 12:30 13:00 13:30 14:00 14:30 15:00
・運行ルート(約10分) 千枚駐車場→吹屋町並み→千枚駐車場
・運行時間外は、千枚駐車場に停車していますのでボンネットバスの車内に入ることが可能です。

高梁市吹屋観光協会(公式ホームページ)

千枚駐車場13:30発→備中高梁駅14:20着/14:25発→倉敷駅15:00着/(一旦ホテルで荷を受け取り)15:32発→播州赤穂駅17:05着/17:48発−<新快速のはずが列車遅延等の調整で普通姫路行きに…>→姫路駅18:22着/20:29発−<新快速※ダイヤに乱れあり>→京都駅20:18着

青春18きっぷ使用 2410円(1日分相当)
弁当 セブン-イレブンJR倉敷駅北口店 616円
セブン-イレブン播州赤穂駅前店 256円
赤穂観光協会(アイス、サイダー) 1090円

備中高梁からは帰路に着くばかりとなりましたが、ホテルに重たいリュックを預けていたので、一旦倉敷で下車し回収してから再び乗り込みました。さすが日曜とあって岡山方面には大勢の乗客が。せっかく着席できたのでちょっと到着が遅くなろうと岡山で乗り換えをせずに播州赤穂まで向かってしまえと乗り続ける選択をしました。播州赤穂初上陸です。でここでも一本過ごしたあとには当駅始発の新快速に乗車できる…筈でしたが、先発車両の異音調査とかでダイヤが乱れいつの間にか姫路ゆき鈍行に変わってしまうハプニングも。なんでいつもこう京都線や神戸線はダイヤが乱れがちなんでしょう。一本ずらした意味がなかったよ。それでも到着が遅くなっただけで無事に京都に戻ってくることができました。

1週間弱の長旅もこれで終了です。次の18きっぷでまたどこかに行けるといいなと思っています。実際にはそれどころじゃない境遇に陥ってるんですけどね…。早く抜け出したい。

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