202108 18きっぷ旅初日

利用期限9/10が迫る中3日分を残す

前回のエントリーで青春18切符を2日分使用した旅を書き連ねたものの、その後特に使うこともなくかと言ってメルカリなどで売りに出すでもなく3日分を残したまま期限まであと2週程度を残す時期になってしまう。世の中はコロナ禍が治るどころかいよいよ猛威を振るうなかでどうにも腰が上がらなかったのも事実。ここで事態が好転?して別日休日予定を振り替えた結果、8月終わりに平日の連休がポッと出現したため、とにかくどこかに出かけよう、密にならないように行動できるところにしよう、さらにはまだ行ったことのないところにしようと思案した結果、いざ鳥取となった次第。

山陽まわり、智頭経由

当日、早起きするつもりが安眠を貪り出発時刻が予定よりも遅れてしまった。もはや鳥取に着いてからの観光にはあまり期待せず、現地到着を優先しようと気を取り直す。
京都から姫路までは新快速で。贅沢な話だが、毎度快適な移動で気持ちが高揚しない。本番は新快速圏外に移ってからだろう。
岡山や広島では115系が黄色いボディで元気に走っている。座席は昔ながらの直立ボックスシート。これですよこれ。かつての大垣夜行見たく長時間の着席となれば苦行にもなるところ、今回はあくまで乗り継ぎながらの移動のため全く苦にならず。
姫路から相生までの途中でトラックが踏切で立ち往生するトラブルがあり暫く停車。8分程度の遅れを伴い、相生での乗り継ぎが心配されたが、気を利かせてくれどうにかことなきを得ることができた。

当初は岡山から津山線・因美線経由でオールJR移動を目論んでいたが前述の通り出発が遅くなったため、乗り換え案内アプリに促されるまま「王道」ルートである智頭急行経由に計画を変更することにした。
智頭急行線は18きっぷの適用外となるため別料金が必要となるがここは背に腹替えられず。ちなみに上郡〜智頭は1320円(2021年夏現在)必要だが「智頭線1日フリーきっぷ」が1200円(もちろん正規)で購入できるため躊躇せずお得な方を選択しよう。上郡駅で物資(お昼ご飯やお菓子など)調達を予定していたが、駅内では求められず歩いて10分ほどのローソンまで繰り出す羽目になった。みなさんはちゃんと事前に準備しておこう。

平日昼間ということもあってか途中たまの乗降客がいながら智頭駅に到着し降車する際は自分一人しかおらず。密を避けるにも程があろう。ここから因美線に乗り換え。キハ47というディーゼルカーが運んでくれる。空調も完備しちゃんと快適ではあるが、見た目も座席も「ザ・ローカル線(僕にとっては)」。ウキウキしますね。因美線(智頭〜鳥取間)は生活路線の役割もあるため途中高校生がどかっと乗車することもあったがそれでも各ボックスには1組で収まる程度。なかなか密にならないなぁ。
自宅を10時過ぎに出発したのに17時前に到着することができたのはやはり智頭急行のおかげ。そりゃ路線検索で岡山経由を指定しても頑なに上郡に戻るよう促される訳ですな。岡山/津山を経由地として強引に検索すると鳥取着が19時を回ることに。2時間以上の差は大きい。それでも次回があるならば今度は津山線/因美線で攻めたいところ。

駆け足で砂丘まで

鳥取に来たら何を置いても砂丘でしょ(というか他がなかなか思いつかない)という短絡的な発想で鳥取砂丘行きのバスを検索。鳥取バスターミナルから30分ほどで運んでくれる。因美線の途中で結構強い雨に降られたが、どうやら同じ雨雲が砂丘を固めてくれたようで少し砂も湿っていた。
ぼんやり眺めていると砂山の稜線と海の向こうの地平線とが離合を繰り返すような不思議な感覚に襲われる(僕だけ?)。湿っているとはいえ登り降りの際にはそこそこ足をとられ、靴内に砂が入りつつ結構歩き回ったつもりでも、砂丘から出てみたら18時発のバスが待機していた。随分長居したつもりでもわずか30分ほどしか滞在しなかった事になる。これにて鳥取観光は終了。

47都道府県で最後のスタバ進出となった鳥取県。6年前にできたその第1号店である「シャミネ鳥取店」で“GO パイナップルフラペチーノ”を堪能。

所要時間 5時間29分
運賃[IC優先] 5,060円
→青春18きっぷ1日分2,410円+智頭急行「フリーきっぷ」1,200円
乗換 4回
距離 253.5 km

■京都
↓ 11:15〜12:47
↓ JR神戸線新快速 姫路行
■姫路
↓ 13:05〜13:24
↓ JR山陽本線 播州赤穂行
↓ 7番線発
■相生(兵庫県)
↓ 13:32〜13:44
↓ JR山陽本線 岡山行
■上郡
↓ 14:22〜15:49
↓ 智頭急行 智頭行
■智頭
↓ 15:54〜16:44
↓ JR因美線 鳥取行
■鳥取

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