202107 18きっぷ 初日

枕:ルート決めまで

先に旅行した記録としては、神鍋高原でひっそり羽休めをした昨年末まで遡る。コロナ禍といえこの半年ほどは倹約に努めており、府外にも仕事で大阪に行くのみであったため、旅に飢えていたのだろう。仕事のついでに立ち寄った大学生協の掲示板で目にした「青春18きっぷ」の案内を目にした次の瞬間にはカウンターで購入していた。とはいえただの衝動買いに走ったわけではなく、分散取得を希望していた夏季休暇の前半が7月末に割り当てられたことも一つの要因。ただ無為に部屋でゴロゴロ過ごすのは勿体ないという危機感というか腹積りに至ったためともいえる。

いや、正直ほぼ衝動買いに近い状態できっぷを手にすることで重たい腰を上げるように仕向けた我が身想いの行動とはいえ、目的地はおろか方角すらなかなか決まらず、それこそ今回の目的を固めたのも2日前になってからだった。それまではなんとなく山陰か四国かはたまた九州かと想定していたが、突然「黒部」の二文字が降りてきて、そこからはその前後をどう愉しむのか(乗り倒すのか)という点に絞って旅程が完成したのだった。

昔から一度は黒部ダムを訪れてみたい、行くとすれば夏だろうとは思っていた。NHK「プロジェクトX」の影響もあるが、もっと根源的でかつくだらない興味のきっかけは「水曜どうでしょう」である。
実はかの番組(サイコロ4)で大泉洋らは富山からのルートを辿り信濃大町に抜けており、当初はそれに倣うつもりだった。ただ御宣託(職場の同僚に「攻めるなら北から?南から?」と訊いた)で示されたのは「長野から」ルートだったので、あとは行程と宿泊地を決めるだけとなる。

そもそも長野で行ってみたい(再訪したい)場所として、

  • 黒部ダム
  • 碓氷峠
  • 菅平高原

のほかに「飯田線」を制覇してみたかった。せっかくの機会なので、初日行程の目的は「飯田線を通り黒部攻めの拠点まで移動する」こととなった。

本題:道中 ①飯田線前半

幸い、どの電車でも座って移動することができた。
豊橋駅での乗り換えに40分程度しかなかったので、お昼ご飯は駅前のマクドで済ませる。セブンイレブンでもおやつを買い込んだのに、駅に戻ってさらに構内で大あんまき(あずき)を購入。
道中で食らう。

乗ってきていたのは213系。

途中、中部天竜駅で10分ほど停車の合間にトイレ休憩がてらいったん列車を降りる。同じように長時間停車するのは平岡駅。
あの橋を渡ってみたい…
天竜峡駅で乗り換え。ちょっとこわい。

本題:道中 ②飯田市

さて、「下山ダッシュ」なる単語をご存知だろうか。詳細はリンク先ページに譲るとしてここでは大雑把な説明に留める。
飯田線は飯田市に入ると大きく外縁をなぞるように「逆つ」字型にカーブしながら走る。その両端にある「下山村駅」と「伊那上郷駅」間をダッシュし元乗車していた車両に再び乗り込むことができるかを試すものである。ゆうきまさみ「究極超人あ〜る」OVA版というかなりマニアックなネタになるが、「探偵ナイトスクープ」でも検証されたこともある。
もう少し若ければ勇んで挑戦もしようが、流石に足も縺れるようになれば無難に「聖地」を崇めるに留めるのが無難。感慨に浸りながら車窓から見届けることができた(なお同列車の乗客には挑戦者はいなかった模様)。

伊那上郷駅を過ぎたあたりから、東の山脈の上空に陽に照らされた一際そびえ立つ雲が見えた。まるで「天空の城ラピュタ」の“竜の巣”の如し。

本題:道中 ③松本へ

天竜峡駅からは313系のお世話になる。

岡谷から目的地である松本までは211系に運んでもらいました。

初日行程
450km、途中129駅に停車。所要10時間半。

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