数多あるGPS機器の救済
ご存じかもしれないが(その道の人しか知らないか…)カングー2006年モデルまでは、フロントガラスは電波を通しにくい加工がされています。もっともカングーに限らず輸入車に多く見られることではあるのですが、これがまたちょっとした問題を提起してくれます。
すなわち、フロントガラスを通してGPS信号を受信しその役割を全うせんとするポータブルナビや、一体型のレーダー探知機等々にとっては肝心の信号を受信できないとなると死活問題なわけです。存在価値が根本から疑われてしまうわけですよ。疑うのは僕ですが。
猫田さん(306)はその点問題ありませんでした。古すぎるというのも得なこともあるもんで、バンバンその手のツールをダッシュボードにおいても無問題。手間いらずでガシガシ受信してくれたものです。ところが完さん(カングー)ではそうはいきません。ただでさえヒューズからの電源供給がうまくいかず、シガーソケットからタコ足接続となってしまっているのに、それがどいつも職責を全うせぬときたら全く穀潰し以外の何者だというのでしょうか!
そんな哀れな状態、捨てる神あれば拾う神あり。先達の声に耳を傾ければ解決は自ずと見えてくる。あるのです。
「GPS、アウトドア商品専門ショップ I.D.A Online」(商品ページに直接リンク)
『RA-46 再放射アンテナキット 非接続型GPSアンテナ』というシロモノで、外で拾った電波を中に中継しますよという効能。中でがんばって「電波よ、来い〜!」とやっててもだめだからさー、アンテナ外に出しちゃおうよ、そしたら僕が中で電波流してあげるよー。という親切くんなんです。電源供給はこいつもシガーソケット、というところからしてほぼ自動車用みたいなもんです。
アンテナを完さんのルーフにぺたっと(マグネット内蔵です)貼り付け、ケーブルをするすると中に這わせて中継器を助手席前の小物入れに放り込んでおけばあら不思議、あれだけうんともすんとも言わなかった居候どもがしっかり働いてくれるではありませんか。
ありがとう、RA-46!助手席付近はケーブルやらシガーアダプターやら中継器やらでゴタゴタしているけど気にしないから。
ちなみに今日のお昼、両家の両親を招きあずきくんの「お食い初め」をしました。