名を騙るもの
「大阪ガスサービスショップを家の中に入れてはいけない」GIGAZINEより。
記事中では、「大阪ガスサービスショップ」なる業者が点検をしていったが、状況からしてその点検でかなり危険な細工をされた、という。さらに「大阪ガス」から担当者?がやってきたが当を得ないため埒が開かず、他にいろいろ問い合わせると似たようなトラブルが多発しているそうだ。
我が家はオール電化なので同じトラブルはおきにくそうだが、似た事例は必ずしも大阪ガスに限ったものではないだろう。関電などでも似たようなものはあるはずだ。
一見大企業もしくはその関連会社の社員だと敢えて誤解されるように見せて、相手を安心させてうまく入り込む手口、あちこちで蔓延している。名刺にロゴを使う、社名を似せる、そっくりな制服を着る、などなど。
「無料点検」であったり「巡回」などを謳って訪問してくる業者に対して充分な注意を払う必要があることは言を俟たない。
しかしながら今回の話は、「大阪ガス」も一枚嚙んでそうな感じ。もちろん投稿をまるまる鵜呑みにすることも早計だが、ただある程度間引いてもお寒い企業倫理。「大企業」という評価に胡座をかいて、消費者本位の姿勢を忘れてはいまいか。クレームに対する明確な部署を設けぬままもし本当にこれでいいと思っているなら、一層の顧客離れを招く結果にもなろう。