iPhone無料GPSトラッキングソフト考■6)iMapMyRide
当初は「無料ソフト5本」を試すと言っていましたが、調べてみれば他にもまだありました。ということでそれらのソフトを実際に使用してみます。
今回は「iMapMyRide」。アイコンが二つ並んでいるのは、左が「iMapMyRun」という姉妹ソフト。どういった違いがあるのかはよく分かりませんが、自転車乗るならこっちね、というわかりやすい区別の仕方。「Run」の方は試していません。
画面を起ち上げると、赤と白を基調とした画面で、「記録を取る」か「過去を見る」かというボタンがあったり、更新履歴を表示させたりと一見Webサイトを開いているような感じ。
「Settings」を押せば、アカウント作成をはじめ設定ができます。ここで「Default Activity Type」としてRunやBike、Walkなどを選ぶことができます。ならあのソフトの違いはいったい何?
さて記録しましょう、という段になるとスクリーンショットにあるような、某巨大スポーツウエアメーカーのワークアウト画面にも見えなくもない感じのものが表示されます。
GPS Statusは室内でもお日様マークが出るのでけっこうゆるめにしてあるのでしょうか。
あとは「start」ボタンを押せばOK。ある程度の時間がたてばバッテリー持ちをのばすためにバックライトを消してくれる機能もあります。
終わるときに「stop」を押すと「セーブするか」と聞いてくるので保存をするとソフト内にもインターネット上のサーバにも情報が記録されます。
このあたりまでは、「トレーニング」を旨とするコンセプト等は「Run Keeper」と似ています。
ちなみにRunKeeperでは標高も記録してくれてましたがiMapMyRideではそれはなさそうです。峠をバンバン攻めてその険しさなどを見て悦に入る方にはオススメできなさそうです。
「iMapMyRide」では記録したデータからiPhone上で、地図として参照することもできます。地図自体はGoogleMapsではないし画像として書き出しているようなのでサテライトにしたりとことん拡大したり、といった使い方はできませんが、ぱっと確認するだけなら充分。
(※blogのトップページなど、ひとつのページに複数のGoogleMaps表示をしようとすると、こちらの意図通りの画面が表示されない場合があります。個別エントリー画面で閲覧をお願いいたします。)
専用サイトに行けば、iPhoneからアップしたデータを地図にプロットした状態で見ることができます。
キロポストも表示されますし、RunKeeperに無い機能として、データを様々な形で書き出すこともできるのです。あまり知られておらず日本での使用者も少ない感じもしますが、けっこう使えるかもしれません。
オススメ度:★★★★・
多機能:★★★★・
カンタン:★★★・・
10/28:今日はもう一つの「iMapMyRun」を使ってみました。
てっきり「Run」はランニング用、「Ride」はチャリ用と区別されていると思いましたがどうも単純にそうだとは言えないようです。
「Run」は青を基調とした画面。「Ride」と大きく違うところは一見なさそうですが、「Run」には某「Ni○e+」に対抗するかのような「Voice Feedback」機能があることが分かりました。
チャリでも使えそうだったので、いざと試してみましたが、結果は???。
キロごとにアナウンスをする設定をしたのに何も聞こえてこず、ワークアウトを終了しても保存の段階で「失敗」の連呼。そういや「Ride」でも何回か失敗していたな。
このソフト群、細かいところにも気が利いていて「使い続けてもいいな」と思うんですが、保存ができなければ全く意味なし。これでは“本番”ではまだ使えません。改善を望みたい。
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