Good luck G3, Hello Core2Duo.

10月の下旬からiBookG3の調子がおかしくなり、暫くQ(連れ合い)のDellコンを借りるなど流浪生活を送っていました。その間様々な事柄があったもののハード面の制約とメンタル面でのブレーキからなかなかBlogを更新できませんでした。ここに復活を宣言します。といってもブレーキというか筆無精は相変わらずで宣言後も大して変わらないと思いますが。
てことで、今は新発売のMacBookProにて更新を行っています。

さて、iBookが突然おかしくなったのは10月も半ばを過ぎた頃。スリープにさせたまま放置したり、頻繁に起動させたり落としたりを繰り返しと過酷な使用であったにも拘わらず其れ迄健気に堪えてきてくれたその献身さも遂に終焉を迎えたのでした。電源を投入すると起動音こそすれ画面は真っ黒のまま。外部モニタを繋いでも同じ。液晶が潰れたわけではない。仕方なく烏丸二条のQuickGarageに持ち込むとそこではお決まりのように何の問題もなく動作する。果たして首を捻り乍ら持ち帰ると結局再発する始末。但し、如何なる条件でかは不明の儘ですが、家でも運が良ければモニタが点く。是幸いと最低限のファイルは外付けのハードディスクに落とし、万が一に備えることにしました。
そのうち、運が良い時でも途中でフリーズしたり、カーソルは動くものの一切の入力を受け付けなくなったりと動作に不安定さを一層増すようになり、終には埒が開かずと判断するに至りました。
折しもマック関係のNewsサイトでは10末から11初頭にかけてノートの新製品が出るとの噂が流れ、その言の通り10/24にMacBookProが発売されたのです。そこで頭を抱えました。どうせなら矢張り魅力的な新製品が欲しい。併し乍らなにせ「Pro」は24万円からと値段が高い。これがMacBookなら15万円をきる辺りから提供してくれたものを。そもそも先立つものはない。でもiBookの状態を考えれば事は急を要する。さて…。と散散逡巡した揚げ句「見てないふり」をしてAppleStoreでポチッと購入してしまいました。費用は、なけなしの投信を売却したお金を回すことに。これで蓄えもほぼ底をついてしまいました。ローンを抱えると貯まらないものです。
11/1に待望のMacBookPro15inch,2.16GHz(メモリは2Gに増設)が届きました。一緒に注文していたFireWireケーブルを用いてMacBookProとiBookを繋げデータや環境の移行を実行しました。iBookが前述のような状態なので満足に動作するかも心配でしたが、ターゲットモードで起動させると液晶は点くわ、移行しているあいだはきちんと動き続けてくれるわと兎も角スムースに作業が完了したことは幸いでした。
移行してから気づきました。「こいつは今までとCPUが違う」と。遅すぎです。
・アクティビティモニタを立ち上げると、Dockに表示されるCPUモニタグラフは上下二段に分かれます。2コアある証拠です。尤も現在のような用途やソフトの環境でその性能を如何無く利用できるかは疑問です。
・幾つか使えないソフトがありました。主にはちょっとしたユーティリティ程度のソフトですが、一番困ったのは「Microsoft Mouse」。長きにわたりこの5ボタンマウスを愛用してきたのに、突然3ボタンとしてしか認識されず、かつシステム環境設定から設定ソフトが起動しなくなりました。ついついブラウザで「戻る」「進む」と操作する時など第4・5のボタンを押してしまいますが未対応では無反応。この際ワイヤレスのMightyMouseに乗り換えかと半ば諦めていたところ、よく調べれば英語版としてUniversal対応の最新ドライバー6.0が配布されていました。これを入れると見事マウスがきちんと認識されて動作も不足無く動いてくれるようになりました。
・ATOK(16)が使えなくなりました。ちょっと使ってみてことえりの変換性能の向上には驚きました。それでも使い慣れたATOKが恋しかったのです。優待版でATOK2006を買いました。良かったです。
多分今後使い進むにあたって同様のトラブルも発生することでしょう。
初めは過去のマックと違ったりする点に戸惑いましたが、今やこのスピードを体験して感嘆の息を吐くばかりです。まるで初めてPowerPCG3を触った時のようなショックを受けました。IllustratorなどのPowerPCアプリでも案外速くストレスを感じずに使えています。貯金を叩いた甲斐があったというものです。

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