フランスのトランプ

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紀伊國屋大津に仕事で行ったらいろんなトランプが売ってました。
なかからフランスの「ロマネスク芸術」1890円を衝動買い。
確かに普通のトランプだけど、絵札が「V」「D」「R」なのである。
verínでjack、roiでkingらしいのだがDってなに?

PCから追記
いろいろなサイトを見ていたら答えが書いてありますね。

Vは Valet (従僕)、Dは Dame (貴婦人)、Rは Roi (王) のこと。

ちなみにこのトランプの“見立て”は、
スペードV:Urbain II(教皇ウルバヌス2世;仏王フィリップ1世を破門、第1回十字軍をおっぱじめた人、らしい)
スペードD:Constance d’Arles(カペー朝ロベール2世の后にしてアンリ1世の母)
スペードR:Hugues Capet(ユーグ・カペー;カペー朝初代王)

ダイヤV :Guillaume Le Conquérant(英初代王ウィリアム1世“征服王”)
ダイヤD :Bertrade de Montfort(フィリップ1世の王妃。元アンジュー伯の妻)
ダイヤR :Philippe I(フィリップ1世。重婚の疑いで破門を食らう)

クラブV :Geoffroi V Plantagenèt(アンジュー伯ジョフロワ4世、英プランタジネット朝ヘンリー2世の父)
クラブD :Mathilde d’Angleterre(神聖ローマ皇后“モード皇后”。後にジョフロワ4世の后となりヘンリー2世を産む)
クラブR :Louis VI le Gros(ルイ6世“肥満王”。フィリップ1世の息子、カペー朝5代王)

ハートV :Saint Bernard(クレルヴォーのベルナルドゥス;シトー会の神学者。インノケンティウス2世を擁立)
ハートD :Aliénor d’Aquitaine(ルイ7世、ヘンリー2世の王妃にして英王リチャード1世ほかの母。後の百年戦争の遠因を作ったといわれる)
ハートR :Louis VII(ルイ7世。第2回十字軍で敗退。フィリップ2世の父)

Joker:Abélard(ピエール・アベラール;スコラ学の基礎を築いた新学者。ベルナルドゥスにより異端とされる。弟子エロイーズとのロマンスが有名)
Joker:Suger(シュジュール;ルイ6世及びルイ7世の政治顧問をつとめる。サン=ドニ大聖堂を建設)

以上、ほぼWikipediaからの引用です。
ルイ7世とかといえば、佐藤賢一の小説『オクシタニア』で名前を見たっけかな?という感じ。はっきり言ってさっぱり分かんないです。

商品詳細
ニチユー株式会社

フランスのトランプ” に対して2件のコメントがあります。

  1. くろじんマヤ より:

    素晴らしいラインナップでしたね♪
    家に帰って興奮しっぱなしでした。

    こんな衝動のために日々過ごしているって言ってもいいです。笑

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