わが家のRD、満身創痍

一度故障すると、再発しやすい、というのはスポーツ選手でよく聞く話だが、我が家のHDDレコーダ「東芝RD-XD71」も同じようだ。
去年末に“ディスクをチェックしてください”というエラーが発生し、その後一切DVDの読み込み及び書き込みができなくなった。購入1年以内だったので保証範囲内でDVDドライブの無償交換をすることで復活した。
さて、その前から、てっきり仕様だと思っていた「地上波デジタル」映像の立ち上がりの遅さが、その頃を境に日増しに顕著になり出した。いままでは、電源投入後およそ5分くらいまで画面真っ暗かブロックノイズがめだつかで見られない状態が続くものの、予約録画の10分前にスタンバイ状態にはいるため、いままで支障は出なかったし、疑問も感じなかった。そんなもんなのかな、と。ところがそれが10分経っても画面が映らなくなり、やがて、ずっとブロックノイズが目立つような有様に。配線を確認したが、壁からケーブルをRDに繋げてそこからテレビなどにスルーしており、テレビでは地上波デジタルの視聴も全く問題ない。けして信号レベルがどうとか、配線の具合がどうとかの問題ではない。RDの内部に異常があることはこれで明らかだ。
ふたたび年末、東芝サービスステーションの方にお越しいただき見ていただいたがやはり同じ推論。ただし、出張修理で基盤交換をしてしまうとハードディスクのなかのデジタル放送を録画したものは消去されてしまうらしい。工場に預ければその点はクリアされるがなにより手元にない時間が生じてしまう。特に年末年始には集中して録画したい番組が放送されるため、それを逃すことは極力避けたい。そこで、できれば極力今のうちにDVDに落としてハードディスクをきれいにしておいた方がいいのでは、という話になりその時は修理をされることなく帰られた。さあではがんばって移していこうか、と一念発起したとたんである。再び恐怖の文言…

“ディスクをチェックしてください”!

今日(日付が代わったので昨日か)、三度同じ方が我が家にお越しになられた。持ってこられたドライブのうち1台は初期不良らしく、都合2回も交換作業をおこない、悪夢は去った。基盤は現在きらしているらしく(同じ症例が多いのか?)今預けてもいつ帰ってくるか分からないとのこと。がんばって落としといてくださいと謂われる。2月には『プラネットアース』や録りたい映画が控えている。今がんばるしか、ない。

6月頃まで動作保証期間は続くが、はたしてそれ以後にも無事に動いてくれる保証はない。その時、当然ドライブ交換なども有償になるだろう、その時には引退を勧告すべきだろうか。
寿命、1年?

わが家のRD、満身創痍” に対して2件のコメントがあります。

  1. より:

    先日東芝さんにお越しいただき、基盤交換の上修理完了。そしてまもなく保証期間満了を迎える。あとはひたすら故障しないことを祈るのみ。
    テレビ番組をネット経由でMacに移し、エンコードしてiTunesで見られるようにしているため、いまやRDが欠かせなくなっている。他の機種でも標準装備してくれると選択の幅が広がるんだけど。(そのためには地デジなどでのCPRM緩和が大前提だが)

  2. より:

    さらに追記。
    基盤交換してややこしくなるのは「デジタル放送」(CPRM番組)のみと判明。つまり、基盤を交換することで録画時の個体と現在の個体との識別が変わってしまうためガードがかかった放送が見られなくなるということらしい。基盤交換前にもいくつかの番組がハードディスクに残っていたが修理後も消えることなく視聴ができた。
    実際、CPRMのかかった放送を見ようとすると、へんなブロックなどが画面に現れるだけで、何を映しているのかさっぱりわからない状態になった。また、それ以外の放送には影響なし。そんなことならもっと早くに修理をお願いしておけばよかった。

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